日本の詩歌を哲学しようー大我と小我ー

高浜虚子の俳句を詠みながら、小我である自己意識が大いなる大我に通じた境地を、ヘーゲルの自己意識から解釈していきます。
日常に疲れている方、不安を抱えている方、哲学に興味のある方に、あなたの心の奥の世界を少しでも感じて頂くための講座です。心の奥の世界では大いなるものとつながっています。日本の詩歌を通じてそのつながりを少しでも実感していただければと思っています。
講義後には、意見交換や質問を通して、皆様と哲学的対話をいたします。哲学的対話とはディベートではありません。お互いの考えを否定せず受容することで、自分の考えをより深めていきます。

田園風景や桜、月や雪など、日本の自然や風物詩をテーマにした詩歌を、哲学的かつ現代的な視点から解き明かした書籍です。
心を落ち着かせ、感性を研ぎ澄まし、詩歌の奥深い世界に浸りながら、自分自身と向き合う時間を過ごしてみませんか？
著者は、哲学と文学を学び、多くの著書を持つ知識人。詩歌から読み取れる、日本人の美意識や暮らしの愛着、またそこに通底する世界観などを紐解くことで、私たちが生きる社会への深い理解が深まります。
日本人特有の繊細で美しい感性を再発見し、思いを馳せる時間を過ごしたい方、知的好奇心を刺激されたい方、ぜひ手にとってみてください。
※書籍には、ネームへのサイン等はございません。商品画像はイメージとして掲載しております。